リッチモンド・ナイトマーケット: バンクーバーの夏でアジアの夜市の雰囲気を楽しむ!
2000年から始まった、週末の夜にだけ開かれるリッチモンド・ナイトマーケット(Richmond Night Market) はバンクーバーの夏の風物詩の一つ。
北米で一番大きなナイトマーケットであり、毎年100万人の来場者があるとか。あのトルドー首相も顔を出したことがあるらしい。
私も昔は毎年の様に行っていたのですが、先日久しぶりに行ってみたら規模がとても大きくなっていてびっくり!バンクーバーのグルメの人たちのインスタにもこのナイトマーケットの食べ物の写真はほぼ必ずと言っていいほど毎夏アップされています。
今回はそんなリッチモンドナイトマーケットのおすすめや注意点などについて書いてみたいと思います。
ナイトマーケットには何があるの?
リッチモンドナイトマーケットは、世界(とはいえ主にアジア系)の食べ物が楽しめる屋台コーナー、お買い物(やはりアジア系が多い)ができるショップコーナー、ミニ遊園地のような乗り物やゲームコーナーがあるプレイエリアがあり、小さい子供から大人まで楽しめるようになっています。
入場料は、$4.75ですが、8才未満と60才以上は無料。
ちなみにエクスプレスパス(Express Pass)は$28で6回並ばずに入場することができます。他の人と一緒に使うことがもできるので、複数の人数で行く場合もこれを一枚買うとお得です。チケットを買うのもかなりの行列だったので、4人で行った我が家はこれで並ばずに入場し、残った2回分は多分子供が友達と行くことになるでしょう。
2019年のナイトマーケットは、5月10日から10月14日までとなっており、金曜日と土曜日は7:00pm-0:00am、日曜日と祝日は7:00pm-11:00pmまでオープンしています。
アクセス
駐車場は無料ですが、スペースが限られているのと、駐車するまでに並んだり待ったりする時間が結構あるようだったので、電車での来場がおすすめ。
電車の場合は、カナダラインのブリッジポート (Bridgeport) 駅で降りて徒歩5分くらいです。他の人の後に着いて行けばいいし、もし誰もいなくても「Night Market」という標示があるので迷うことはないでしょう。
カナダラインはカナダプレイスのすぐ近くのウォーターフロント(Waterfront)駅とバンクーバー国際エアポート(YVR Airport)駅またはリッチモンドブリッグハウス (Richmond Brighouse)駅を通っている電車です。ウィーターフロント駅からナイトマーケットのあるブリッジポート駅までは約20分です。
ナイトマーケットに行く際の注意事項
現金オンリー
カナダではかなり珍しいと思うのですが、このナイトマーケット、ほぼ100%、現金オンリーです。いまや、クレジットカードでピッとタッチするだけでお支払いができる場所がほとんどのバンクーバーで、これはかなり不便。
ATMはあるのですが、混雑することもあるし、何しろ手数料を取られてしまってもったいないので、必ず現金を持っていきましょう。
注)Wechat Payは使える場所がいくつかある様です。
夜市だと思って甘くみるべからず
屋台が並ぶナイトマーケット。アジアを彷彿とさせるこのイベント、イメージ的にもなんでも安そうな気がするかもしれませんが、量はアジアサイズですが値段はかなりお高めです。
1つのアイテムが$5〜$15くらいする上に、小さいのでいくつものお店を回ることになるため、予算として1人$50は持っていた方が良いと思います。(足りないよりは余る方が良いと思うので)
ちなみに水筒の持ち込みはOKです。水は$2で売っていましたが、私は水筒の水で満足。
空腹すぎると泣きを見る
一つ一つが小さくて高いので、あまりお腹をすかせていくと、お腹がいっぱいになるまでにお金も時間もかかります。
人気のある場所は、回転は早いとはいえ、それなりに並んだりして買うのに時間もかかるので、軽く食べてから行くのも悪くないかと思います。
トイレはあるので安心
コンテナーの簡易トイレではありますが、トイレはあるし、お酒類の提供はないのであまりトイレが近くなることも少ないかと思うので、トイレの心配はあまりしなくても大丈夫かと思います。
汚れても大丈夫な格好を
屋台のお料理は、串刺しの物などが多く、みんなそれらを手に持って食べ歩きしています。そして、時間帯によってはかなりの混雑なので、ぶつかる可能性もなきにしもあらず。念の為、洗濯できる、汚れても大丈夫な服装で行きましょう。
地面は舗装されているので、歩きやすい靴ならなんでもOKです。
おすすめの食べ物
インスタ映えなら
味は度外視でインスタ映えする食べ物といったらやはりナンバー1はこのレインボーチーズトーストでしょう。もう、インスタでは毎日のように見ます(実際に食べている人は1組しか見なかったけど)
このお店で購入できます。
インスタに載せるとこんな感じ。
もう一つインスタ映えするのはこちらの電球に入った飲み物。これは結構飲んでいる人も多かったです。
あと哺乳瓶に入ったミルクみたいな飲み物を飲んでいる人もちらほらいました(笑)
リーズナブルで人気な食べ物
こちらのポテト、日本のお祭りの屋台とかにも時々ありますよね?確か台湾発祥だと思うんですけど、このポテトは、こちらではrotate(くるくる回る)とポテトをかけてrotatoesと呼ばれています。
インスタ映えするし、それなりにボリュームもありながら、たったの$2とこのナイトマーケットでは一番安いんじゃないかというくらいリーズナブル。人形焼みたいなのが1つ$4で売られていたり、かなり割高なこのマーケットでとてもありがたいです。
日本クオリティーな日本のお菓子!
私が個人的に気に入ったのはこちらのいちご大福のお店です。 こちらも、大福1個$5とかなり高いので迷ったのですが、あー、もうこうなったら食べちゃえ!と思って買ったらとても美味しかったのでご紹介。
普通のおもち、抹茶、チョコレートとタロ芋味があるのですが、抹茶を選んでみました。いちごがとても大きくて、あんこが少なめなのが、普段は和菓子を食べない私でも大ヒット。これは是非試していただきたいです。
その他の食べ物一挙公開
たこ焼き屋さんは数店舗ありました。入り口から一番近くにあるたこ焼き屋さんが一番行列でした。たこ焼き以外にもホタテ入りとかチーズ入りとか、イカスミの真っ黒たこ焼き、なんていうのもありました。どこが美味しいのかはわかりません。正直なところ、日本から観光で来ていたらわざわざ食べるほどではないと思うけど、日本の味に飢えている人なら楽しめると思います。
中国系の食べ物もたくさんありました。こちらは串焼き。日本の焼き鳥と違って、ちょっとスパイスが多め。
イカ焼きもたくさんありました。でもこれで$12って高すぎると思う!辛さが色々選べました。
こちらはフルーツ飴。りんご飴とか、可愛かったけど大きすぎたり、多すぎたので買いませんでしたが、かわいいお店ですよね。いちご1個$1とかでやってくれたら買うんだけどな。
こちらは台湾系の鳥の唐揚げ。化学調味料がふんだんに、それはもうたっくさん使ってありました(笑)
日本のラーメン。この日はちょっと涼しかったので、こういう暖かいスープに入ったお料理はありがたい。それに、これを食べてやっとお腹がなんとか満たされた感じ。小さいサイズで$7.5でした。
他にもとにかく書ききれないほどたくさんの食べ物がありました!一度は行く価値はあると思います!